2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧
「風流無談」第14回 2008年8月2日付琉球新報掲載 大江・岩波沖縄戦裁判のなかで論点となっていることの一つに、一九四五年三月二五日の夜に座間味島で起こったできことがある。玉砕するので弾薬を下さい、と訪ねてきた村の幹部ら五人に、梅澤隊長が…
アフガニスタンの民衆のために献身的に活動してきたペシャワール会の伊藤和也さんが殺害された事件は、何とも痛ましく残念でならない。会の代表である中村哲医師は何度も沖縄で講演をやっていて、私も聴いたことがある。講演や著作を通してペシャワール会の…
本書の第4章を読んでいると、小林や宮城、高里、砥板、匿名の卑怯者Aの五名は、〈セカンドレイプのひと言で言論封殺〉する沖縄の社会状況の中で、自分たちはタブーを破る勇気ある発言をやっているとでも思っているようだ。だが、実際にこの五人がやってい…
今朝の琉球新報朝刊一面トップは、〈中南部核に県土再編 「嘉手納」より南米軍5施設 県、返還控え構想 広域都市圏形成目指す〉という見出しが並んでいる。〈在日米軍再編で合意された嘉手納飛行場より南の米軍施設の返還を控え、県企画部は二十五日までに、…
今年の2月に沖縄で中学生の少女が米兵に連れ回され、性暴力をふるわれる事件があった。少女が携帯電話で友人に助けを求め、家族や警察が少女を捜し出して保護した。その後、米海兵隊員の二等軍曹が逮捕されたのだが、被害者と逮捕された米兵の供述には食い…
靖国神社への合祀取消と損害賠償を求めている裁判の傍聴のために、昨日(19日)は那覇地方裁判所まで足を運んだ。傍聴券を求めて集まった人が、原告(川端光義氏他4名)、被告(国と靖国神社)それぞれの支援者あわせて50名ほど。運良くクジに当たって…
実家のある今帰仁の仲宗根は、ウークイの翌日にアサギの庭に立てた矢倉を囲んで、シマのエイサー踊りがある。中心となるのは青年会だが、青年会はウークイの日も夕方からシマの主なアジマー(十字路)を回って踊るので、二日続けての踊りとなる。ただ、今年…
靖国合祀取り下げ訴訟の第二回公判が、明日8月19日午前11時より那覇地方裁判所で行われます。原告支援の傍聴を呼びかけます。集合は午前10時です。
浦添商業と慶應義塾の試合は見応えのある試合だった。だいぶ前から言われていることではあるが、沖縄のチームも本当に粘り強くなった。終盤に逆転されても追いつき、勝ち越す。沖縄の四十代以上の世代には、そういう試合展開をやってのける今の高校生たちに…
昨日の琉球新報朝刊にはもう一つ気になる記事があった。 〈迷いイルカ?40頭 多くは衰弱、死亡も 多良間・水納島沖〉という見出しの記事である。多良間村水納島東側のリーフ海域に、コビレゴンドウと見られる動物が漂っているという記事で、〈死んだものや…
昨日の琉球新報朝刊に気になる記事があった。民主党の「沖縄ビジョン二〇〇八」の策定メンバーが那覇市内のホテルでシンポジウムを開いたというが、同「沖縄ビジョン」の中には次のような内容が含まれているという。 〈新ビジョンでは、宮古島市の下地島空港…
所用で鹿児島に行ってきた。北京オリンピックの開会式をホテルの部屋で見ながら、前回のアテネ・オリンピックの開会式も県外(東京)のホテルで見たことを思い出した。4年前の8月13日の夜、ホテルに帰ってテレビをつけたら、沖縄国際大学に米軍ヘリが墜…
『鉄血勤皇隊』(ひるぎ社)の著者大田昌秀氏は、今さら言うまでもなく元沖縄県知事であり、参議院議員も一期務めた。1990年代の沖縄の政治状況を論じる上で最も重要な人物であり、これから先も多様な角度からその行動と思想は論じられるであろう。その…
今日は63年前に広島に原爆が投下された日である。6月23日の沖縄戦慰霊の日、沖縄では夜明け前から遺族が魂魄の塔などに手を合わせに来る。広島でも早朝から花を手向け、手を合わせる人たちがいるだろう。犠牲になった人たちの冥福を祈りたい。 昨日、今…
M:昨日ぬ浦添商業ぬ試合や完勝えったーさーや。 S:あんすとぅよや。ぺーせーぬ球ぬんあいしが、カットボールじ内野ゴロ打たち完封すんばーえっとぅ、伊波りいうぬ投手ん大したむんえっさーやー。 M:ちらやにーぶいじらーしちゅーしがよ、速球とぅ技巧…
昨日は夕方から今帰仁村祭りを見に行った。会場は今帰仁村役場の近くで「道の駅」の裏にある広場だが、私が小学校の頃は北部製糖工場の池があって、時々釣りをして遊んだ場所である。守衛に見つかると怒られるので、こっそり工場の敷地内に入り、巡回に来な…
本書には昨年行われた9・29県民大会のことが、ほんの少しだけ出てくる。本書で議論されている内容からして、もっと論じられてもよさそうだが、参加者は2万人だった、といういつものデマで小林がケチツケしている程度だ。ただ、一点集中的に取り上げられ…
「風流無談」第13回 2008年7月5日付「琉球新報」朝刊掲載 十年ほど前に父から、南京陥落を祝う提灯行列に参加した話を聞いたことがある。小学校の一年生で祖父に手を引かれて参加したそうだが、途中で祖父とはぐれて迷子になってしまい、そのために…