海鳴りの島から2

目取真俊のブログです

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

名護市安和の琉球セメント桟橋で抗議行動

30日は名護市安和の琉球セメント桟橋に行き、カヌー8艇とゴムボート1隻(ハクイ)でガット船への土砂積み込みに抗議した。 午前8時半過ぎにカヌーチームが安和に着くと、桟橋で土砂を積み込んでいた航安丸が離岸するところだった。カヌーが向かっている…

韓国・光州広域市で開かれた「2019アジア文学フォーラム」に参加

10月25日に韓国の光州広域市で開かれた「2019アジア文学フォーラム」に招かれ、講演をする機会があった。光州広域市で話をするのは2回目だが、主催者やスタッフ、沖縄文学研究者の皆さんの手厚い歓迎ともてなしに深く感謝したい。 講演では小説「群…

安和桟橋での土砂積み込み阻止と辺野古での土砂投入

23日(水)は朝、カヌー8艇を用意して名護市安和の琉球セメント桟橋に向かった。午前9時前に現場に着くと、桟橋にはガット船・清和がすでに着岸していた。大浦湾に来るガット船の中で一番大きな船だが、土砂を運ぶトラックがなく、積み込みは行われてい…

辺野古弾薬庫建て替え工事の赤土対策はどうなっているのか。

大浦湾からは辺野古弾薬庫の建て替え工事が、一部ではあるが見える。写真は昨日21日のものだが、崖の上のクレーンの横に赤土が露出した部分がある。 K9護岸の近くから見ると、土砂崩れを起こした部分の向かって右側(北側)に、赤土を盛った場所がある。…

キャンプシュワブ沿岸の大浦湾側を観察

21日(月)はカヌーは海に出ず、平和丸に乗って海上監視活動を行った。K4護岸沿いオイルフェンスの一部が台風対策で外されていて、そこからK8護岸の先端部を通り大浦湾側に入っていった。 K8護岸内側のランプウェイ台船が接岸する場所に数名の作業員…

K8護岸周辺の海の濁り/航路でガット船、ランプウェイ台船に抗議

18日(金)は朝、カヌー8艇で松田ぬ浜を出発した。オイルフェンス沿いに漕いでK8護岸の所まできて抗議船2隻(不屈、平和丸)と合流した。 埋め立て工事を再開するには、まず大浦湾にランプウェイ台船とガット船を入れないといけない。その動きを警戒し…

10月も半ばだが、埋め立て作業は正味2日程度しか行えていない。

15日(火)は朝、カヌー10艇で松田ぬ浜を出発した。沖に出るにつれて陸地にさえぎられていた北風が強くなる。K1からK4護岸の外側に張られたオイルフェンス沿いに漕ぎ、作業の様子を確認した。 K4護岸の中間付近に根固め用袋材が取り除かれ、護岸の…

10・10空襲から75年目の羽地内海とワルミ

土砂を運搬するガット船や陸揚げ用のランプウェイ台船が羽地内海に避難しているため、10日(木)の海上行動は休みとなった。いろいろ作業をしないといけないので今帰仁に向かったが、途中の羽地内海を見ると辺野古で使用されている船が並んでいた。 先週は…

辺野古の海、大浦湾の状況とゲート前抗議行動

台風対策で7日(月)の午後に大浦湾からランプウェイ台船が出て行った。そのため、昨日8日(火)から辺野古では埋め立て土砂の投入が止まっている。安和の琉球セメント桟橋でも、この日はガット船が1隻だけ積み込んで終わりとのことで、カヌーによる海上…

大浦湾の航路、K9護岸、K8護岸で抗議行動

4日(金)は朝、カヌー9艇で松田ぬ浜を出発した。抗議船・平和丸に乗って大浦湾に出ると、航路付近でカヌーに乗り換え、朝一番でやってきたガット船2隻(松龍丸、航安丸)とランプウェイ台船1隻に抗議した。 新たに1隻が加わって大浦湾内のランプウェイ…

午後5時過ぎにやっとランプウェイ台船とガット船が大浦湾に入る

3日(水)はいつもより早く松田ぬ浜をカヌー12艇で出発した。抗議船に乗り込んでカヌーを曳航し、長島の間を抜けて大浦湾に出た。ランプウェイ台船やガット船が入ってくるのを止めるために、すぐにオイルフェンスの開口部にカヌーを固定し、開けられない…

台風対策で片づけてあったオイルフェンスを再設置

10月に入った。2日(水)は朝、まず平和丸に乗って工事状況や波の状態を確認した。海上ではK1護岸からK4護岸、K8護岸から大浦湾にいたるまで撤去されていたオイルフェンスと汚濁防止膜を再設置する作業が進められていた。 台風18号は当初の予想よ…