海鳴りの島から2

目取真俊のブログです

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

フロート、オイルフェンス設置の準備など工事再開に向けての動き

10月も最終日となった。前日20日に石井国交相が沖縄県の埋め立て承認撤回の執行停止を行うと表明したため、海上行動も31日から通常体制に戻った。この日は朝、雨が降っていたため、カヌーによる行動は控えて、平和丸1隻を出して海上から状況確認を行…

辺野古新基地建設工事再開と石垣島での自衛隊基地年度内着工の動き

30日午前の記者会見で、石井啓一国土交通省が辺野古埋め立て承認撤回の効力を一時停止すると発表した。決定通知書が沖縄防衛局に届く31日から執行停止の効力が発生するというので、早ければ明日にも工事が再開される。県知事選挙で示された民意を踏みに…

辺野古側護岸の様子と名護市教育委員会の文化財調査

27日(土)は台風26号の影響で波風が強く、海上行動は中止となった。午後1時20分頃、豊原の高台から辺野古側の護岸の様子を見ると、辺野古岬付近の工区の海岸付近はブルーシートで覆われたままで、作業員の姿はなかった。K1からN3にいたる護岸も…

穏やかな海でカヌー練習と護岸、仮設道路の状況確認

23日(火)はよく晴れて波も穏やかで、カヌーの練習には最適の日だった。カヌー7艇に不屈が伴走し、辺野古岬から大浦湾に出て、K9護岸まで往復した。 K4護岸は近くから見ると、天端(上面)に設置されたコンクリートブロックの乱れが目立つ。相次いだ…

沖縄の自民党・公明党支持者は、安倍政権の仕打ちに怒らないのか。

21日に行われた那覇市長選挙は、現職の城間幹子氏が新人の翁長政俊氏に3万7231票の大差をつけて勝利した。県知事選挙の勢いを保ったままオール沖縄陣営が推す城間氏が圧勝したわけだが、これだけの大差がついた背景に、安倍政権が17日(水)に辺野…

辺野古の清ら海(美ら海)を守るために、全国で行動を起こしましょう!

20日(土)はカヌー14艇、船3隻で海上行動を行った。カヌーの練習や護岸、海岸の状況確認、船上からの見学者の案内などを行った。晴れて日差しは強かったが、北風が吹いて水も冷たくなり始めている。練習を中心とした班はK9護岸まで往復していた。 護…

安倍政権の沖縄に対する凶暴な姿勢を許しているのは誰か

安倍政権が辺野古新基地建設工事の再開に向けて動き出した。〈石井啓一国土交通省に対して行政不服審査法に基づく審査を請求し、処分が出るまで撤回の効果を止める執行停止を求めた〉(2018年10月18日付琉球新報)。安倍首相と玉城知事の面会が行われたのは…

テントの復旧作業と台風後の片付け/辺野古岬付近の作業

9日は午前中辺野古に行って、台風対策で片づけていたテントの復旧や清掃、草刈りなどの作業を行った。 お昼前に豊原の高台から、辺野古側の護岸の様子を見た。台風の高波でK4護岸の上に置かれていた根固め用袋材が散乱したり、N5護岸の被覆ブロックが設…

台風対策/卑劣な脅迫

3日は実家に帰り、台風24号の片付けと続けてくる25号の対策を行った。名護から今帰仁に向かう途中、道路脇には倒れたり折れた木がまだ残っている。その片付けもすまないうちに、次の台風が近づいている。実家も庭木が多いので、いつも夜の9時過ぎまで…

鉄は熱いうちに打て。

10月2日は久しぶりに集中して本が読めた。県知事選挙期間中はできるだけ本は読まないようにしていた。そういう時間があるなら、ビラの1枚もまいた方がいい、それぐらいの気持ちでやらなければ選挙は勝てない、ここで負けたら辺野古で苦労してきた人たち…

沖縄の民意を踏みにじろうとする安倍政権に、ヤマトゥの人々はどう対峙するのか。

9月30日は午前中、辺野古に行ってキャンプ・シュワブのゲートやK1~N3護岸の様子を見た。途中の道路沿いには折れた木々が重なっていた。今回の台風24号は強烈で、前夜は停電のため車で寝たのだが、高江のメインゲート前で寝泊まりして監視・阻止行…