海鳴りの島から2

目取真俊のブログです

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

5月31日の塩川沖と羽地内海の様子

5月31日(日)の塩川沖の様子。インターネットを見ると、夜の11時過ぎてもガット船は移動していない。明日は週明けで6月に入るが、新聞報道を見ると、県議選以外にも米軍との調整など、工事を再開しにくい理由があるようだ。 羽地内海のランプウェイ台…

5月30日の羽地内海の様子とナングスクからの眺め

5月30日(土)は午後5時35分頃に羽地内海の様子を見に行った。屋部3号と5号、呉屋5号と7号などのランプウェイ台船は、羽地内海にとどまっている。 ガット船については普段、インターネットで位置を確認することが多いのだが、名護の市街地でも海岸…

5月29日の羽地内海の様子

29日(金)は午後4時10分頃、羽地内海の様子を見に行った。大浦湾で使用するランプウェイ台船・屋部3号と5号は、同じ位置に停泊を続けている。 本部港塩川区で使用するランプウェイ台船・呉屋5号と7号も、羽地内海で停泊を続けている。 今日29日…

5月28日の大浦湾と辺野古側埋め立て工区の様子

28日(木)は午後6時頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。夕暮れというには沖縄では少し早いが、静かな海の景色が広がっていた。人知れず、ジュゴンが海草を食べに来ているのだろうか。 ランプウェイ台船やガット船は、まだ移動してきていない。 午後…

5月27日の羽地内海の様子

27日(水)は午後5時33分頃、羽地内海の様子を見に行った。大浦湾で土砂の陸揚げに使用されるランプウェイ台船・屋部3号と5号は、前日と同じ位置に停泊を続けていた。 本部港塩川区で土砂の積み込みに使用される呉屋5号と7号も、まだ羽地内海にとど…

5月26日の辺野古側埋め立て工区、大浦湾、羽地内海の様子

26日(火)は午後4時6分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。重機類や各場所に変化は見られなかった。 K2護岸とK3護岸のつなぎ目付近には、消波ブロックが設置されていない。この部分はV字型の2本の滑走路がすぼまる所にあたる。…

5月25日の羽地内海の様子

25日(月)は午後2時36分頃、羽地内海の様子を見に行った。ガット船はあらかた本部の塩川沖に移動していて、marumasa1号だけが残っていた。台風避難で羽地内海に入っていたので、元の場所に戻ったということ。 ランプウェイ台船・屋部3号と5号は、屋…

書評/ニコラス・スカウ『驚くべきCIAの世論操作』(インターナショナル新書)

以下の文章は、『監視社会ならん!通信』30号(5月10日発行)に掲載されたものです。 米国のトランプ大統領が、新型コロナウィルスは中国武漢市のウィルス研究所から流出した、という発言をくり返している。 世界最大の感染者、死者を出している米国の…

5月23日の羽地内海の様子/呉我の新しい道路

23日(土)は午後4時23分頃、羽地内海に行き、ガット船やランプウェイ台船の様子を見た。前日と同じ場所に停泊していて、まだ動きは見られない。 国道505号線の呉我付近が整備され、羽地内海に面した海岸沿いに新しい道路が造られた。大学生の頃まで今…

5月22日の羽地内海の様子

22日(金)は午後4時半頃に羽地内海の様子を見に行った。沖縄は朝から雨が降り続いていて、奈佐田川から汚濁水が流れ込み、赤土汚染がひどかった。今に始まったことではないが、改善されることもなく何十年も赤土流出がくり返されている。 大浦湾に土砂を…

5月21日の羽地内海の様子

21日(木)は午後4時3分頃、羽地内海の様子を見に行った。昨日の晴れ間は1日だけで、また梅雨空に戻ったが、波風は穏やかだった。先週末に避難してきたガット船は、そのまま羽地内海にとどまり続けている。 ランプウェイ台船・屋部3号と5号も、昨日と…

5月20日の羽地内海の様子

20日は午後1時23分頃、羽地内海の様子を見に行った。晴れて海も穏やかで、移動するにはいい日和だったが、ガット船は引き続き停泊していた。 ランプウェイ台船・屋部3号と5号は、屋部土建の船舶の停泊地でメンテナンス作業を行っていた。梅雨の合間の…

5月19日の大浦湾、羽地内海の様子

沖縄は梅雨の雨が続いている。19日(火)は午後3時58分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。雨にかすむ大浦湾にまだランプウェイ台船やガット船は姿を見せていない。護岸や陸上部での動きも見られなかった。 午後4時25分頃、羽地内海の様子を見に…

辺野古新基地建設が強行されている沖縄島北部の現実

5月18日付琉球新報の1面に〈北部 医療格差に悲鳴/「装具も人も足りない」/負担増、地域の医師奮闘〉という見出しの記事が載っている。沖縄島北部地域の医療の実態が報告されている。 〈北部の医療施設は約60。開業医だけで220を超える中部や那覇と比べ…

5月18日(月)の大浦湾、辺野古側埋め立て工区、羽地内海の様子

18日(月)は熱帯的気圧の影響で、名護市もお昼頃まで雨が降り続いた。雨が上がった午後4時42分頃、大浦湾の様子を見に行った。民間の警備船を含めて船影は見えず、雨上がりの静かな海の景色が広がっていた。 工事が止まって、静かな海の底でジュゴンが…

台風対策と羽地内海に避難しているガット船、ランプウェイ台船

16日(土)は朝、海上行動のメンバーが久しぶりにテント2に集まって、台風対策を行った。 その前後に、松田ぬ浜や辺野古側埋め立て工区の様子を見たが、湿った南風が吹いて霧が立ち込め、視界が悪かった。工事の中断が続いており、午前10時前の段階で作…

沖縄防衛局への申し入れ/辺野古新基地建設を中止し、予算を新型コロナ対策に回せ!

15日(金)は午後2時から沖縄防衛局に対し、辺野古新基地建設問題を考える辺野古有志の会とティダの会で、〈辺野古新基地建設計画を中止し、莫大な予算を新型コロナウィルスの感染防止、医療、福祉、雇用、教育などの対策費に回すことを求める要請〉を行…

5月14日の大浦湾と羽地内海の様子

14日(木)は午後4時9分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。ランプウェイ台船やガット船は姿を見せておらず、民間の警備船や漁民の警戒船が海に出ているだけだった。 例年なら、明日の5・15に向けて平和行進が行われており、辺野古を出発する東側…

5月13日の大浦湾と羽地内海の様子

13日(水)は午後2時16分頃、大浦湾の様子を見にいった。梅雨の合間の好天で、ランプウェイ台船やガット船のない海は気持ちいい。この時間帯は作業和船も見られなかった。 午後2時46分頃、羽地内海の様子を見ると、屋部5号は位置を変えて、湧川寄り…

5月12日の大浦湾、辺野古側埋め立て工区、羽地内海の様子

12日(火)は午後1時7分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。ランプウェイ台船やガット船の姿はまだ見られなかった。 作業和船やタグボートが汚濁防止膜の所で作業を行っていた。潜水作業も行われていて、クレーン付き台船のクレーンも立っていた。汚…

5月11日の大浦湾と辺野古側埋め立て工区の様子

5月11日(月)は午後3時24分頃、大浦湾の様子を見に行った。ランプウェイ台船やガット船は、まだ姿を見せていない。 沖縄はスーマンボースー(梅雨)入りしたが、午後は雨がやんで海は穏やかだった。 ちょうど作業和船が海保の浮き桟橋の所に戻ってき…

羽地内海の屋部3号とパパヤー

今帰仁に帰ろうとマリー道を通ったら、羽地内海の湧川寄りにランプウェイ台船・屋部3号が停泊していた。屋部土建の作業船が並んで停泊している場所で、少し足を伸ばせば見つかる場所なのに、注意が足りなかった。 夜、名護に戻る時にも確認したが、同じ場所…

5月9日の大浦湾、辺野古側埋め立て工区、羽地内海の様子

5月9日(土)は午後4時半頃、大浦湾の様子を見に行った。ランプウェイ台船やガット船は姿を見せておらず、静かな海が広がっていた。 午後4時47分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。重機類はかたづけられたままで、目立った変化はな…

5月8日の大浦湾と羽地内海の様子

8日(金)は午後3時5分頃、大浦湾の様子を見に行った。まだランプウェイ台船やガット船の姿はなく、午後3時を回っていたせいか、民間の警備船や漁民の警戒船も引き揚げたようだった。 午後4時28分頃、CH-543E大型輸送ヘリが5機編隊で、大浦湾…

5月7日の大浦湾、松田ぬ浜、辺野古側埋め立て工区、羽地内海の様子

連休明けの5月7日(木)は、午前11時50分頃と午後3時過ぎに、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。ランプウェイ台船やガット船はまだ姿を見せず、民間の警備船や漁民の警戒船が海に出ているくらいだった。 風が強かったが、五月晴れのもと、海の色が美…

工事再開は許されない/羽地内海のランプウェイ台船と相思樹の花

6日(水)は午後から大浦湾や羽地内海に行き、辺野古新基地建設工事の再開に向けた動きがあるかどうかを見てきた。午後4時頃、大浦湾ではガット船やランプウェイ台船の姿はなかった。 午後5時15分頃、羽地内海の様子を見ると、大浦湾で埋め立て用土砂を…

世界史的な転換点/軍事費削減し感染症対策に

以下の文章は、2020年4月29日付琉球新報に〈世界史的な転換点/軍事費削減し感染症対策に〉という見出しで掲載されたものです。 沖縄県民の命と健康は、日本政府と沖縄防衛局にとって、こんなに軽いものなのか。辺野古新基地建設や普天間基地からの泡…

書評/石井暁著『自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体』(講談社現代新書)

以下の書評は2020年3月10日発行「監視社会ならん!通信」29号に掲載されたものです。 2013年11月27日、共同通信社会部から1本の記事が配信された。翌日、同社加盟31紙がその記事を1面トップで掲載した。記事の内容は、陸上自衛隊内に総…

ピージャーガーとサニバナナ

ひと月ほど前、久しぶりにピージャーガーに行った。子どもの頃、家族で泳いだり、ミナー(貝)やガシシ(シラヒゲウニ)を採りに行った砂浜で、崖の下に湧水があり、岩を削って樋が作られていることから、樋泉(ピージャーガー)と呼ばれている。 私が子供の…

非常事態宣言下での工事再開は許されない

5月に入った。1日は午前11時半頃に瀬嵩の森から、大浦湾の様子を見た。工事が中断してガット船やランプウェイ台船など、埋め立て作業を行う船舶が姿を消し、大浦湾はいたって静かだ。民間の警備船やウミンチュの警戒船が、それぞれ3隻ほど停泊し、浮き…